貧乏留学生の頃、チップと僕の口癖は「いつか四つ葉のクローバー・ハントに行こう」だった。それは合言葉のようなもので、きっとチップは故郷チャペル・ヒルの風景を想い浮かべていたと思う。僕はこのアイディアをとても気に入っていて、それがいつの日か再会することを誓う別れの言葉になった後も、いつか実行しようと決めていた。
何年も後で、眼のいい天使がだいぶ時間をかけて二人分の四つ葉のクローバーを見つけてくれた。
4/5/1998
狩り
98
貧乏留学生の頃、チップと僕の口癖は「いつか四つ葉のクローバー・ハントに行こう」だった。それは合言葉のようなもので、きっとチップは故郷チャペル・ヒルの風景を想い浮かべていたと思う。僕はこのアイディアをとても気に入っていて、それがいつの日か再会することを誓う別れの言葉になった後も、いつか実行しようと決めていた。
何年も後で、眼のいい天使がだいぶ時間をかけて二人分の四つ葉のクローバーを見つけてくれた。
メールを貰って知ったんだけど、マレフィスの未発表曲 "PRIMARERA" を小泉今日子が『オトコのコ オンナのコ』というアルバムの中でカバーしているらしい。
タローが "il pleut dans ce taxi…"(このタクシーのなかは雨が降っている)と歌い、ばあちゃんが泣いた。
数年前にタローと"TARODOMO"というオリジナル・シャンソンのバンドをやっていました。いろんなバンドに参加してきましたが(ライブを2回以上やったバンドが思い出せるだけで20くらい)その中で最も難しく、最も高いテンションを要求されるバンドでした。日仏学院のレストランやアラーキーのパーティーで偶然"TARODOMO"をみてしまったというあなた!レアな人です。いや、正直言っておはずかしい、難しかったので・・・。
それはさておき、一時は地下鉄でジャック・ブレルを歌って細々と生活の糧を得ていたタロウも捕まったり閉じ込められたりすることなく無事一児の父となりル・マンで平和に暮らしているので人生は不思議です。(いや、たしか一回捕まったかな?)