フランスのテレビでは以前から日本のアニメが数多く放送されています。特に今30代のフランス人はどっぷり日本アニメ育ちだそうで。若い世代も再放送で古い日本のアニメをよく知っています。
フランスで最も有名な日本のテレビアニメは何かと問われたら、たぶん『グレンダイザー』 (仏題は『Goldorak』)ではないでしょうか。『グレンダイザー』というと日本では『ガンダム』とかに比べて圧倒的に印象の薄いアニメですが、友人によるとフランスのテレビ局が日本からアニメを買う際『マジンガーZ』のような当時一番人気のものは高いので、人気がイマイチで安いものを選んでいたらしいのです。そのため、日本ではそれほどヒットしなかった and/or 知られていないアニメがフランスでは超メジャーだったりするから不思議。
その一例が『キャプテン・フューチャー』 (仏題は『Capitaine Flam』)。調べたらNHKのSFアニメらしいのですが全然知りませんでした。
今年のFête de la Musiqueの路上ライブでオリジナルのフレンチ・ロック以外にラスト1曲だけ、その『Capitaine Flam』のテーマ曲をやったところ…若者たち炸裂 (ビデオ参照) …さすが有名な曲は反応がいいです (汗)。
ちなみに曲の後で若者たちが叫んでいるのは「Goldorak! Goldorak!」、つまり「グレンダイザーはどうした?グレンダイザーを演れ」と (笑)。
(冷静に見ちゃうと恥ずかしいですが、なんか可笑しいので公開)