5/9/2020

アダム・ラトナー – Into the Wave

この曲は一回聴いたらすごく脳内ループしました。

おそらくまだかなり若いロサンゼルスのジャズ・ギタリスト。
今のところ情報があんまりないけどルイス・コールやジュヌヴィエーヴ・アルターディとよく共演していて「あの界隈の新人さんかー」という浅い理解。

ひととおり聴いてみたところ、本人が歌っているものが面白いですね。
ソング・ライティングのセンスが高そうだし今後の活躍に期待。

https://adamratner.bandcamp.com

  

4/9/2020

子供の頃の写真

サイトの制作と管理をやらせていただいている写真家の十文字美信先生が、昔撮った古いカラーフイルムが経年劣化で退色してしまうことについて書かれていました

あまりに退色が進んでしまうと正確な復元が難しいんですよね。

それで前回の帰国で持ってきた昔の写真をほったらかしたままなことを思い出してスキャンしてみました。
調整前
調整前

やはり色褪せていたのでRGBの山を揃えて、壁の紺色が記憶色に近づくように調整しました。

子供時代の写真

この写真はたぶん10才くらいの頃に、カメラマンの伯父が撮ってくれたものです。
と言っても当時はまだ伯父ではなくて、伯母の10歳年下のボーイフレンドだったのでした。

小学校ではずっと落ちこぼれていただけあって、ものすごくバカそうな顔をしています。
この写真を撮ってもらったとき、お礼を言ったかどうかもあやしいです。
続きを読む

  

Comments (0) 写真 Tags: , , — Kyo ICHIDA @ 2020/09/04 23:48
29/8/2020

会田誠さんの『げいさい』を読んで思い出した美大受験のかくかくしかじか

この小説のことは河内タカさんが紹介されていて知りました。

1965年生まれの美術家、会田誠が書いた純粋な小説「げいさい」を一気に読んだ。
そう、約300ページもあるのに一気に読みたくなるほどとにかく面白いのだ。その文章のキレの良さと登場人物像たちの会話のやりとりのテンポが心地い…

河内 タカさんの投稿 2020年8月13日木曜日

著者が同い年なこともあって興味を持ち、すぐに買って読みました。

1986年11月2日の多摩美術大学の学園祭を舞台にした夕方から明け方までの話なのですが、日付が具体的なために気づいたことがあります。
このとき武蔵野美術大学空間演出デザイン学科の2年生だったぼくは、この同じ日の夜、後述する事情でタマビの芸祭にいたのでした。

そんな同時代性があり自分もどっぷりと浸かっていた界隈を描いた話が面白くないわけがありません。
美術に関わりのない人でも楽しめる青春小説ですが、やはり美術予備校経験者には「あるある!」と声を出さずにいられないことばかりです。

感想に関してはタカさんがこの上なく簡潔で全面的に賛同するしかないものを書かれているので付け加えることはありませんが、埋もれていた記憶をかつてないほど呼び覚まされたので、この機に『げいさい』を読んで思い出した芸大・美大受験体験を振り返ってみたいと思います。

ただ、とても個人的な話なので『げいさい』を読む方が有意義なのは間違いないです。『げいさい』は変なタイトルだと思ったけれど、読んだら誰かに話したり書いたりせずにいられない不思議な力のある傑作でした。

中学生、母に油絵を却下される

ぼくが東京芸術大学デザイン科のことを知って入りたいと思ったのは中一のときです。
理由は先ず第一に、家から近いからでした。

身体が不自由なためにあちこち入学を断られてやっと入れてもらった文京二中で美術部に入ったぼくは、
美術部に入ったから油絵具買ってくれる?
と頼んだところ、母から即座に、
油絵なんて食えないからダメ
と却下され、リキテックス(アクリル絵の具)を渡されました。
え〜?なにこれ…
油絵具より速く乾くのよ
「……(それは、いいかも…)
続きを読む

  

28/8/2020

The Steve McQueens – Tape Ends

  

12/8/2020

飛行機精霊馬作ってみた

  

Comments (0) やってみた Tags: — Kyo ICHIDA @ 2020/08/12 10:30