21/5/2003

アメリカ

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『アメリカ』と言えば、印象的な歌詞と相まってあるシチュエーションの中で特別な輝きを放つポール・サイモンの名曲。
911のニューヨークのテロで亡くなった消防士とその遺族のためにポール・マッカートニー
の呼びかけで開催された”The Concert for New York City“で、最初に登場したデビッド・ボウイがステージ中央に座り込み、おもちゃのキーボードの自動伴奏で歌った『アメリカ』には思わず目頭が熱くなった。英国人であるボウイがオープニングにこの曲を選んだことが興味深いし拍手を送りたい。そういえば昔イエスもこの曲をカバーしていたっけ。

この曲は映画『あの頃、ペニーレインと』の中でも効果的に使われている。
アメリカ試聴』からエンディングの『Feel Flows試聴』までとにかく選曲が凄くいい。
ちなみにこの映画をこれから観る人には(もう観た人にも)監督が再編集したロングバージョン『Untitled』(『あの頃、ペニーレインと デラックス・ダブル・フィーチャーズ』DVDに収録)がお薦め。
ディレクターズ・カットにありがちな未公開シーンを追加しました、というだけのものでなく全編に渡って丁寧に再編集され劇場公開版よりも遥かにいい作品になってます。

  

Comments (0) 音楽,映像・映画 Tags: , — Kyo ICHIDA @ 2003/05/21 00:25
17/4/2003

世界のジャイアン

H君からメールで「フランスから見たアメリカ」について聞かれてやりとり。その結果H君の出した結論は、アメリカは「世界の警察」というよりは「世界のジャイアン」そして「ガタガタ騒ぐと歌うゾっ」な国!?ということに。

  

Comments (0) 未分類 Tags: , — Kyo ICHIDA @ 2003/04/17 20:23
19/3/2003

そっち関係のうわごとが続くけど

選曲がなかなかユニークなフランスのラジオ局FIPで、珍しくカントリーがかかってるなーと思ったらDIXIE CHICKSだったんで笑った。

  

Comments (0) 音楽 Tags: , — Kyo ICHIDA @ 2003/03/19 15:20
16/3/2003

束の間

Global Candlelight Vigil for Peaceにわびすけと参加。Place de la Republiqueでは大勢の人々が集まるとわかっていたけれど家から比較的近いDenfert Rocherauへ。ここは昔留学時代に住んでいた懐かしい界隈でもある。パリでの6箇所のうち、ここへ集まったのはわずか16人。フランス、ベトナム、アメリカ、イタリア、ポルトガル、日本と、様々な国の出身者で蝋燭の火を分け合う。
さとなおさんが書かれているように「数」が大事であることは確かで、その点ではとほほなのだけれど、少人数であるが故に参加者全員がお互いに言葉を交わし穏やかな時間を共有することができた。また、集まった場所は激しく車の行き交う大きな交差点のまん中の彫像側のわずかなスペースだったので、人数が多いとペンギンの大軍が乗った流氷のように誰かがはみ出して車にひかれたかも??などという冗談はともかく、話題はブッシュ政権やイラク問題について、平和について、そしてなぜか寿司にまでおよび、束の間そこには、そしていたるところに、確かに平和があった。

  

Comments (0) フランス Tags: , — Kyo ICHIDA @ 2003/03/16 23:45
15/3/2003

死に至る病

常に戦っていないと死んでしまうというとんでもない病気にかかった軍隊、それをかかえた政府、国。まるで増殖し過ぎたためにやがて自らをも死に至らしめる癌細胞のようだ。人類に学習能力が無いとしたらこうしてやがて滅びてしまう運命だろうか? 否、「この世界は子どもたちから借りたもの」というインディアンの教えを思うとき、子どもたちのためにこそ諦めるわけにはいかない。

  

Comments (0) 未分類 Tags: , — Kyo ICHIDA @ 2003/03/15 23:51