29/8/2020

会田誠さんの『げいさい』を読んで思い出した美大受験のかくかくしかじか

この小説のことは河内タカさんが紹介されていて知りました。

1965年生まれの美術家、会田誠が書いた純粋な小説「げいさい」を一気に読んだ。

そう、約300ページもあるのに一気に読みたくなるほどとにかく面白いのだ。その文章のキレの良さと登場人物像たちの会話のやりとりのテンポが心地い…

河内 タカさんの投稿 2020年8月13日木曜日

 

著者が同い年なこともあって興味を持ち、すぐに買って読みました。

1986年11月2日の多摩美術大学の学園祭を舞台にした夕方から明け方までの話なのですが、日付が具体的なために気づいたことがあります。
このとき武蔵野美術大学空間演出デザイン学科の2年生だったぼくは、この同じ日の夜、後述する事情でタマビの芸祭にいたのでした。

そんな同時代性があり自分もどっぷりと浸かっていた界隈を描いた話が面白くないわけがありません。
美術に関わりのない人でも楽しめる青春小説ですが、やはり美術予備校経験者には「あるある!」と声を出さずにいられないことばかりです。

感想に関してはタカさんがこの上なく簡潔で全面的に賛同するしかないものを書かれているので付け加えることはありませんが、埋もれていた記憶をかつてないほど呼び覚まされたので、この機に『げいさい』を読んで思い出した芸大・美大受験体験を振り返ってみたいと思います。

ただ、とても個人的な話なので『げいさい』を読む方が有意義なのは間違いないです。『げいさい』は変なタイトルだと思ったけれど、読んだら誰かに話したり書いたりせずにいられない不思議な力のある傑作でした。

中学生、母に油絵を却下される

ぼくが東京芸術大学デザイン科のことを知って入りたいと思ったのは中一のときです。
理由は先ず第一に、家から近いからでした。

身体が不自由なためにあちこち入学を断られてやっと入れてもらった文京二中で美術部に入ったぼくは、
美術部に入ったから油絵具買ってくれる?
と頼んだところ、母から即座に、
油絵なんて食えないからダメ
と却下され、リキテックス(アクリル絵の具)を渡されました。
え〜?なにこれ…
油絵具より速く乾くのよ
「……(それは、いいかも…)
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28/8/2020

The Steve McQueens – Tape Ends


8/8/2020

セルフサービスのガソリンスタンドでタイヤに空気を入れるには?

パリの歩行者は信号に関係なくいつでも車道を渡ろうとする人が多いし、近年ではすっかり増えた自転車に加えトロチネットっていう電動キックボードとかも車道を走っているので、車の立場からすると益々油断がならないんですよね。

それで奥さんはパリ市内はコワいからと、車の運転は専らぼくの役割だったんですが、コロナウイルス問題がこの硬直した夫婦の関係性に変化をもたらしました。
メトロを避けるため、バイト先の郊外のアトリエに奥さんが勇気を振り絞って自分ひとりで運転して通うようになったのです。

慣れてみると自動車通勤は非常に楽だそうで、もし電車+徒歩だったらヘトヘトで無理だったと言いながら毎日往復約30Kmの道のりを安全運転で走っています。

頼もしい!これでいつぼくが運転を引退しても安心です。

そんなある日、いつものように奥さんが運転しているといきなり警告音が鳴ってドッキリ。

PNEUS DEGONFLES

タイヤの空気圧が落ちていますよ、という警告なのでした。

PNEUS DEGONFLES

えっ、最近のクルマってタイヤの空気圧がわかるんだ!?
どうも今どきの車事情に疎くて。

とにかく帰りにアトリエの近くのガソリンスタンドで空気入れてくればいいよ、という話になりました。

そんなわけでガソリン入れがてら、初めて自動車のタイヤ空気入れに挑戦した奥さん。

結果、適正空気圧250kpa(キロパスカル)のところ219kpaに落ちて警告が鳴ったのが、更に180kpaに下がってしまったそうです。
いったい何がどうしたの!?
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Comments (0) 日常の疑問 Tags: , — Kyo ICHIDA @ 2020/08/08 19:06
1/8/2020

古川さんの特別授業、そして古い写真を探した話

敬愛してやまない大恩人Samさんこと古川享さんのオンライン授業の第二部に僭越ながらメッセージを寄せさせていただきました。

お声をかけてくださったのは熱中小学校江丹別分校の校長先生で、僕が密かに「頼れる理想のお父さん像」と信じて疑わない浅田一憲さん。
古川さんと一緒に写っている写真を送ってくださいとのことで、もし可能ならビデオメッセージもとありましたが、それは有名なかたが多いはずだから僕の出る幕じゃないと思い20年ほど前の写真を探しました。

古川さんに初めてお目にかかったのが気づけばもう21年も前、アメリカ視察旅行に連れて行っていただいたときに持って行ったノートパソコンは東京の実家の押入れに眠っています。
とはいえデータは持ってきているはず……たぶんどこかリムーバブルメディアの中に。

そこでDVD-RAMドライブを数年ぶりに引っ張り出してきて、スイッチを入れたとき事件が起きました。
ボワッ!と白い煙が上がってしまったのです。

「あー!やっちゃった…」
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Comments (0) その他 Tags: — Kyo ICHIDA @ 2020/08/01 23:16
8/6/2020

もしペット・セメタリーみたいな場所が本当にあったら

「そんなことするわけないでしょ」って妻に諭されましたw

それにしても最初に映画化された『ペット・セメタリー』からもう30年も経つんですね。
子役の男の子のかわいらしさと相まってとても哀しい物語でした。
まぁこういう映画がハッピーエンドなわけないしね、悲劇的な結末に浸ろうというところで、ラモーンズのエンディングテーマにかき消されて余韻が台無しにww
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