23/6/2024

Blenderで立体視の実験

まずは交差法(寄り目で見る感じの)

こちらは平行法

  • 紙とかを衝立にして左右を分けると立体視しやすい感じ
  • 交差法と違って拡大すると見えにくい
  • 通常の3Dカメラや立体視レンダリングだと被写体が平板になってしまう*
  • これを防ぐため左右2つのカメラにオブジェクトコンストレイントでトラックを追加
  • TARGETと名付けたエンプティをトラックすることで左右のカメラに自動で角度が付くようにする
  • 被写界深度もTARGETに合わせる

*仏像の立体撮影を数多く手掛けられた写真家の十文字美信先生から伺ったお話では、前後の奥行きはあるけれども看板が立っているような絵になってしまうのを防ぐために、立体撮影用の機材を考案して特許もお持ちとのこと!

この問題は普通の3Dカメラは左右のレンズが平行なためで、人間の眼のように見るものの距離によって輻輳角が変わればより自然な立体画像になるのでhないかと。

立体視用カメラ設定

被写体との距離が近くなるにつれてこの輻輳角が大きくなり、角度が大きいほど立体感が強まります。

以下の例では人間の眼に近い50mmで自然ですがまだ控えめで面白みにかけますね。
3D表現としては多少極端なくらいがいいのかもしれません。

それにしても視力の良い人は裸眼立体視苦手じゃないですか?
近眼の人の方がすんなり見えるというか。
何故なんでしょうね〜。


Comments (0) 3DCG Tags: — Kyo ICHIDA @ 2024/06/23 04:35

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