26/5/2013

おじさんのためのナウでヤングな邦楽シリーズ : Reina Kitada

おじさんに紹介するというテーマからちょっと逸脱しすぎたでしょうか?
じゃあ今回はおじさんとも親和性の高いミュージシャンをご紹介。

Reina Kitada(レィナ キタダ)

と言っても、彼女がおやじギャルだとかそういうことではもちろんありません。
彼女のキャラクターにはおじさんをも癒す何かがあるんです。
年齢を超えた包容力とでも言いましょうか。
ただし優しく癒すのではなくクールな博愛、それがイイ。

ジャズやマヌーシュのバイオリニストである彼女は十代でパリにやって来た頃からの友人なのですが、久しぶりに会ったらいつの間にか歌手になっていて驚きました!

ソロはわざとルーズに弾いていますが、ほんとはテクニシャンなんですよ!
本人に歌手になったいきさつを尋ねたところ、

バイオリンよりも重いものを持った事が無かったのですが
それすらも、重くなってきたので歌う事にしました。。

なんて冗談言っていましたが、バイオリンだけでなくピアノやパーカッション、そしてもちろん作詞作曲もこなす多才さなので自然な流れだったのでしょう。

年齢差も性別も意識させることなく誰に対しても接し方が全く変わらない彼女と話すのは楽しいし、楽なんです。
親子でもおかしくないくらい年齢差があっても楽に話せる女子ってなかなかいませんよ!
きっと人生何度も生まれ変わってきたんだろうなと、勝手に納得。
そして音楽スタイルのコアも同様で、流行に左右されないので時代とともに色褪せることもない普遍性を持っています。
アルバム制作中とのことでとても楽しみです!