バンド仲間のSくんがこれ聴いてみてと送ってくれたSpotifyのリンク。
それは数日前に出たザ・フーのライブアルバムでした。
一聴して興奮!
1971年録音とのことで、それが今になってオフィシャルで出てくることにも驚きましたが、ちょうどWho’s Nextの出た年だけあって、セットリストも演奏も素晴らしい内容。
当たり前だけどオリジナルメンバーだしね。
このコンサートについて検索してみると「1971年9月18日にサウス・ロンドンのケニントンにあるオーバル・クリケット場で開催されたバングラデシュの飢餓救済のためのロック・コンサート『グッバイ・サマー』でのヘッドライナー公演を収録。オリジナル8トラック・アナログ・マルチトラック・テープから新たにミックスされた音源。」とのこと。
ジョージ・ハリスンの『バングラデシュ・コンサート』が1971年8月1日なので、この頃ちょうどチャリティーコンサートが各地で開催されていたのでしょうね。
で、The Kids Are All Right撮影のために開催されたコンサート『ザ・フー ライヴ・アット・キルバーン1977』が劇場公開されるそうですし。フー、キテますね。
ザ・フーといえば2007年にパリで念願のコンサートを観ることができました。
セトリもメモしたしブログに何か書いたはずだ、と思って検索するも見つかりません。
どうやら奥さんが日記に書いたので気が済んでしまったようでした。
車椅子席で観たのですが、隣にロジャー・ダルトリーそっくりな車椅子のおじさんがいて、帰り際「セットリスト、メモできたかい?」と声をかけてくれました。余談ですが。
本物のロジャーは手抜き無しの全力歌唱で3曲目くらいで既に喉が痛そうな声になってました。
ドラマーはリンゴの息子さんのザック・スナイダー。
悪くはないんですがザックは生真面目すぎるのか、キースの代わりとしては物足りないんですよね。
30年近く前、このサイトを始めたばかりの頃にキース・ムーンの後釜にはミッチ・ミッチェルの方が似合ってたって書いたことがあるんですが、ミッチ・ミッチェルはキース加入前のザ・フーのセッションに参加したことがあるそうです。
しかしやはり結局適材適所といいますか、フーにはキースが似合ってたし、よりテクニカルなミッチ・ミッチェルはやっぱりジミヘンですよね。ジミヘンにキースだったらヤバいもん。なにが?w
そういえばこのツアーではピートの歳の離れた弟サイモン・タウンゼントもサイドギターで参加していました。
なんかとりとめなくてすいません。
2007年6月6日 パレ・オムニスポール・ド・パリ・ベルシー
セットリスト
- I Can’t Explain
- The Seeker
- Substitute
- Fragments
- Who Are You
- Behind Blue Eyes
- Real Good Looking Boy
- Baba O’Riley
- Eminence Front
- Drowned
- A Man In A Purple Dress
- The Real Me
- You Better You Bet
- My Generation
- Cry If You Want
- Won’t Get Fooled Again
アンコール
- The Kids Are Alright
- Pinball Wizard
- Amazing Journey
- Sparks
- See Me, Feel Me
- Tea And Theatre
ロジャー・ダルトリー:ボーカル, ハーモニカ, ギター
ピート・タウンゼント:ギター, ボーカル
ジョン・ラビット・バンドリック:キーボード, ピアノ
ピノ・パラディーノ:ベース
ザック・スナイダー:ドラム
サイモン・タウンゼント:バックボーカル, ギター




